先日、花火大会についてのブログを書きましたが、今日はその道中について書きたいと思います。
今回の旅行は、友人達を誘って総勢7名で行くことになりました。7名のうち私も含めて3名が車いすに乗っており、近場とは言え全員揃って旅行に行くのはなかなか大変です。
そこで、リフト付きバスを手配して「車いすご一行様ツアー」とすることにしました。
リフトが付いたバスを保有しているバス会社を探して、事前に行程などを伝えて見積りを取ってもらうことにしました。
見積額を聞くと、なかなかの出費です。人数分で割るとしても宿泊先のホテル代と合せると、かなり贅沢な旅行となってしまいました。
しかし、考えたんですよね。私たちが揃って旅行に行けるなんて、そうそう出来る事じゃありません。
しかもお互い元気で動ける日々がいつまで続くか、なんて誰にもわかりません。
ここはひとつ贅沢に行ってみようじゃないか!そう決心して、あとは旅行を楽しむ事に全力投球です。
待ちに待った旅行当日、とにかくたくさんの荷物を抱えて出発です。
午前11時に自宅を出発、まずは途中のパーキングエリアでランチタイムです。高速道路での移動はSAやPAのおかげで車いす用トイレやバリアフリーの食事場所も充実しているのでとても快適です。
次に立ち寄ったのは、恵那ICからほど近い「銀の森」という観光スポット。
ここは、広大なエリア内に芝生のピクニックエリアや散策できる森林、お食事処やカフェ、そしてお土産物屋、洋菓子屋、和菓子屋等の個性的なショップが点在している複合施設です。
中でも私のお目当ては、「パティスリー銀の森」というクッキーのお店です。ブルーを基調としたすごく素敵な外観と、店内に並ぶ可愛らしくて美味しいクッキーの大ファンなのです。
店内の商品チェックの後は、園内を散策しつつ「かき氷」タイム。外はめちゃくちゃ暑くて、急いで食べないと溶けちゃう!
そして、いよいよ最終目的地のホテル到着。
お部屋はバリアフリーではないのですが、広くて十分動きやすい快適な室内です。そしてなにより、花火が打ち上がる「恵那峡」が目の前。ベランダへも段差がないので自由に出入り出来ます。ここからバッチリ花火が見られます。
早めに到着したので、館内を探検しつつ、事務所の仲間へお土産も購入。
お次は、みんな揃って豪華な夕食です。こちらのホテルの名物は「飛騨牛」です。
たくさんの手の込んだ料理を目の前にして、どれから食べたら良いか迷っちゃいます。一度にたくさん食べてしまうと、メインの「飛騨牛」にたどり着く前にお腹いっぱい、なんてことになってしまうので「食べる順番と量は計画的に」です。
夕暮れ迫る恵那峡の景色を眺めながら、楽しいひとときを過ごしました。
夕食後は、もちろん「メインイベント」です。お部屋が広いので、車いす含めた全員が一部屋に集まっても十分な空間となっていました。
おかげで、周りに気兼ねすることなくワイワイガヤガヤ「花火鑑賞」することが出来ました。
最高!
翌日、朝食を食べてチェックアウト。
帰り道に立ち寄ったのは、「土岐プレミアムアウトレット」。
何を買おうかな~
フードコートでのランチは、若者に混じって「クレープ」を堪能(笑
道中お世話になったリフト付きバスの運転手さんにたこ焼きも差し入れしました。
無事に家にたどり着いて、たくさんの荷物の整理とお土産の仕訳をしながら旅の思い出に浸りました。
また明日から日常生活の始まりです。
贅沢旅行で散財した分、働かなくては。
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