私は2019年ごろから、ある団体の「子ども食堂」の支援を続けています。
支援の内容は、毎月一回「子ども食堂」の子どもたちのために自分でお菓子を選び、それを郵送、または直接出向いて届けるという活動です。
始めた当初は、カンパと言う形で団体の代表の方に寄付をしていたのですが、いつしかこの方法をとるようになりました。
2019年から毎月欠かさずお菓子を届け続けて、気が付けば5年が経ちました。
スタートした時は20人ほどの集まりだったのですが、今では100人を超える大所帯になっています。
この団体は、”貧困でお腹を空かしている子供たちのため”という目的とともに、”地域のコミュニティー”という役割も果たしています。
地域の人たちに助けられながら暮らしている私が、逆にこの地域のサポートが出来ていることが何よりの喜びです。
この活動を始めようと思ったきっかけは、以前働いていた仕事を辞めたことです。
現在は、事業所の理事という肩書に伴う責任はあるものの、時間的な拘束からは解放されて普通の暮らしを楽しむ余裕が出てきました。
そんな中で、何かしたいなぁ、と考えてふと思いついたのが「子ども食堂」の支援がしたいというものでした。
そこで、インターネットで私の住む地域にある「子ども食堂」を検索して見つけたのがこの団体なのです。
この社会に広がる貧困。お腹を空かしている子どもや1人で寂しくインスタントを食べる子ども。そんなニュースを見ると、無性に腹が立ってきます。
子供たちを見て、かわいそうというより、そういう子供たちに対して何もできない社会に怒りを感じるのです。
私のやっていることなんて、ほんの些細な、そして気休めのような活動かもしれません。
でも、私なりの社会の問題への取り組みだと思っています。
私が普通に暮らしていける社会がずっと続くためにも、子どもたちの未来が少しでも明るく楽しく暖かなものであってほしい。
今月のお菓子の提供はチューペットだよ。
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