かねてよりブログに書いていましたが、私の職場”NPO法人地域で暮らす会”で「重度訪問介護従業者養成研修」を主催しました。
2日間の研修で講義と実技を勉強すると介護の資格が取得できます。
今回は、2名の受講生に参加していただきました。
そして、せっかく研修をするなら、みんなで楽しいイベントにしよう!という理事の発案から、職場の親睦旅行も兼ねたものになりました。
行き先は、長野県安曇野市。
何故に安曇野かと言うと、元職員の方が今はリタイヤして安曇野に移住し、ゲストハウスを備えたご自宅で素敵なセカンドライフを楽しんでいるので「そちらにお邪魔しよう」という事になったのです。
受講者の方と職員、そして職員の家族も参加して賑やかな旅行となりました。
車椅子も乗れるリフト付きの観光バスを手配してGO。
講義は、うちの事業所の理事や職員、職員の奥様などに担当していただきました。
それぞれ看護師やケアマネジャー、相談支援員などの仕事の経験に基づく話を交えながら、医療ケアの話や福祉の制度の話などを中心に進めていきました。
受講者には、実際に車いすに乗ってもらって介助される側の気持ちも知ってもらいました。
そして、何よりも時間を割いたのは、障がい当事者の人たちとどう関わっていくかと言う話です。
介助をする中で、ヘルパーさんは、ついついおせっかいを焼いてしまったり、当事者の先回りをして必要以上のお世話をしてしまうといった事がたくさんあります。そうすると、私たち当事者はありがたいとは思いつつも「小さな親切大きなお世話だ!」と思ってしまうこともあるのです。講義を通して、そんな気持ちを理解してもらえたら、、、という意図がありました。
とはいえ、難しい講義ばかりでは疲れてしまうので、実技は楽しめる物を用意しました。
「食事介助実習」という名のバーベキュー(笑)や「移動介助実習」という名の観光(笑)やら。
行き帰りのバスの中では、受講者もヘルパーさんも、ヘルパーさんの子供達も楽しめるクイズやゲームを楽しみました。
安曇野の大自然を満喫した中身の濃い2日間となりました。
来年も、予算があれば研修やろうかな。
受講者したい方、お待ちしています。
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